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FreeBSD

更新:2013/02/03 00:23

Intel Atom D510MO 関連

2013.02.03(日)

■ ハードウェア

 電源コネクタは、24ピンになっています。対応していない電源を使いたい場合は、
20ピンを24ピンにする変換ケーブルが必要になります。

 今、持っている PATA の HDD を使いたいけど、PCI スロットは他の目的に使いたい
場合、SATA のコネクタに繋ぐ変換基板があります。


■ BIOS の更新

 BIOS は、0154 以降でないと正常に動作しないそうです。

   Intel D510MO : サポート : BIOS とドライバー

現在公開されている最新のバージョンは、0311 (2010/08/03) です。


■ BIOS 設定

 Boot の設定で UEFI Boot を ENABLE にしても同じように使えています。


■ カーネルの再構築

 カーネルを再構築するときに選択するのは () の部分です。

CPU: Intel Atom D510 (32-bit: SMP, apic, ichwd) (64-bit: SMP, ichwd)
SATA: Intel ICH7 (ahci)
Video: Intel GMA 3150 [Chipset NM10] (agp, drm, i915drm)
LAN: Realtek RTL8111DL (re)
Sound: Realtek ALC662 (snd_hda)
SMBus: Intel 82801GB (smbus, ichsmb, smb)

再構築して AHCI 対応のカーネルになったら、BIOS の設定で下記の順に辿って行って

Advanced -> Internal Chipset Drive Configuration -> Configure SATA as

IDE の設定を AHCI に変更します。


■ X.Org のドライバー

 The FreeBSD WikiIntel GPU を参考にして下さい。



xpdf のフォント設定

2009.12.31(木)

■ xpdf のフォント設定

 フォントが指定されてる日本語の PDF ファイルを見るのに wine で Adobe Reader
を使っていましたが、やっぱり起動が遅いので xpdf を使いたくなり試してみると、こ
んなエラーが出ました。

Error: Couldn't find '90msp-RKSJ-H' CMap file for 'Adobe-Japan1' collection
Error: Unknown CMap '90msp-RKSJ-H' for character collection 'Adobe-Japan1'
Error: Couldn't find '90ms-RKSJ-H' CMap file for 'Adobe-Japan1' collection
Error: Unknown CMap '90ms-RKSJ-H' for character collection 'Adobe-Japan1'
Error: Unknown font tag 'F0'

で、CMap のファイルを xpdf と Adobe Reader で見比べるとあまり変わらないようだ
ったので、試しに設定ファイル(~/.xpdfrc)で cMapDir の設定を

cMapDir     Adobe-Japan1    /usr/local/share/fonts/adobe-cmaps/

から

cMapDir     Adobe-Japan1    /usr/local/share/fonts/adobe-cmaps/aj16/CMap

にしてみると、以前のエラーが消えて今度はこんなエラーが出るようになりました。

Error: Couldn't find a font for 'MSPゴシック,Bold'
Error: Couldn't find a font for 'MSゴシック,Bold'

検索してみるとこんな設定例が、見つかりました。設定ファイル(~/.xpdfrc)に下記の
設定を追加して、文字コードをシフト JIS にして使ってみるとエラーが出なくなりま
した。今まで文字化けしていたところもちゃんと日本語が表示されてます。

displayNamedCIDFontTT  MSゴシック         "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipag.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MSゴシック,Bold    "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipag.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MSPゴシック       "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipag.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MSPゴシック,Bold  "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipag.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MS明朝             "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipam.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MS明朝,Bold        "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipam.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MSP明朝           "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipam.ttf"
displayNamedCIDFontTT  MSP明朝,Bold      "/usr/local/lib/X11/fonts/TrueType/ipam.ttf"

これで、PDF ファイルを見る機会がさらに増えそうな感じです。



doscmd の Open Watcom C/C++ 対策パッチ

2009. 3.20(金)

■ Open Watcom C/C++ 対策パッチ

 Open Watcom C/C++ でこしらえたプログラムを FreeBSD の doscmd で実行したとき
にエラーが出ないようにするためのパッチです。


■ エラーの状況

 Open Watcom C/C++ でこしらえたプログラムを doscmd で実行したらこんなエラー
が出ました。

$ doscmd hello.com
Unknown interrupt 21 function 63
Hello, world !!

調べてみると Open Watcom C/C++ のソースの bld/clib/mbyte/c/mbinit.c という
ファイルに原因のコードがありました。

__mbinit()
 dos_get_dbcs_lead_table() INT 21H AX=6300H: DBCS ベクター・テーブルの取得
 dos_get_code_page()   INT 21H AX=6501H: 拡張国別情報の取得

この __mbinit() が、Hello, world のようなプログラムにまで付いてきます。



シェル関連

2010. 6.23(水)

■ ハイフンが頭に付いたファイル

 ハイフンが頭に付いたファイルをそのまま消そうとするとエラーが出て消せません。
エラーが出ないようにするためには、"--" が必要です。

> echo 'aiueo' > -test
> rm -- -test

ls, mv コマンドでも "--" が、必要です。

> echo 'aiueo' > -test
> ls -l -- -test
> mv -- -test test

■ zip コマンドと環境変数 TZ

 環境変数 TZ=JST-9 にして zip コマンドを使うとタイムスタンプが、9時間進んでいる
ことに気がつきました。

TZ=JST

にすると時間が正しくなるようです。取り敢えず alias にして使っています。

alias zip='env TZ=JST 7z a -tzip'
alias unzip='env TZ=JST unzip'

■ シェバング (shebang)

 一般的にシェルスクリプト等の1行めのシェバング (shebang) は、 "#!" という
ことになっていますが、1行めが "#/bin/sh" で始まるスクリプトも

> cat test.sh
#/bin/sh
echo "Hello"

> ./test.sh
Hello

こんな感じで動いてしまうようです。