DOS 関連



 PC-DOS 7.0 でも adddev/deldev を使おう

 デバイスドライバを組み込んだり削除したりできる adddev/deldev は便利なツールなのですが、残念なことに PC-DOS 7.0 (DOS7) には対応していません。

 公開されている adddev.exe のソース を眺めてみると DOS 3.x から DOS 6.x でない場合にエラーを出して終わらせているようです。 また deldev.exe の方はバージョンと関係なく動きそうです。 それじゃバージョンチェックしているところを DOS 7.x (DOS7) に書き換えてみようってことで 試してみました。

 当方の環境で正常に動いているようなので パッチ当ての手順をまとめました。 必要なファイルは、下記の場所から入手できます。  環境やデバイスドライバーによって動作しないこともありますので、 あくまでも自己責任ということで行って下さい。



 Bootable CD-ROM 用の起動ディスク(2.88MB)のイメージファイルを作ろう

 2.88MB に対応したハードウェアが無くてもイメージファイルを作ってしまう方法です。 (テキスト版)

○ PC-DOS/V (7.0) や DR DOS (7.0x) の場合
  1. XMSDISK を使ってメモリの上に 2.88MB FD ドライブを作ります。
   > xmsdisk /install /2ED

  2. ドライブレターを確認してフォーマットします(G: の場合)。
   ドライブレターを間違えると他のディスクを消してしまう場合が
   ありますので注意して下さい。
   > format G: /V:DUMMY /F:2.88 /s

  3. 必要なファイルをコピーしたらイメージファイルを作ります(G: の場合)。
   > nfcp.exe G: -a -n -bDOS.img

 必要なソフトウェアは、下記の場所から入手できます。  また XMSDISK の動かない DOS でも Bochs のようなエミュレータを使って起動ディスクを作ることができます。


○ Windows でエミュレータ(Bochs)を使う場合
  1. DiskExplorer を使って DOS の起動ディスク(1.44MB)のイメージ
   ファイルを作ります。

  2. Bochs 等のエミュレータで A ドライブに DOS の起動イメージファイルを
   B ドライブに 2.88MB の空のイメージファイル を指定します。

  3. エミュレータから A ドライブ の DOS を起動して B ドライブのイメージ
   ファイルに SYS コマンドでシステムを転送します。
   > sys B:

  4. 必要なファイルをイメージファイルにコピーします。
   正式には対応していないようですが、DiskExplorer で 2.88MB のイメージ
   ファイルの中にコピーできるようです。

 必要なソフトウェアは、下記の場所から入手できます。

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