IT Junk Box
- March, 2011 -
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2011.03.01(火)
■ Intel D510MO の BIOS 0512 公開 [PC]
BIOS のバージョンが、2月25日 に 0512 に上がってました。
2011.03.02(水)
■ 寒くなったのでネットが不通に [Net]
また寒くなってケーブルモデムの動作がおかしくなってきました。
2月下旬が暖か過ぎたのかもしれません。
2011.03.03(木)
■ yacxm を FreeBSD/i386 で [FreeBSD]
FreeBSD/amd64 用に変更した yacxm を FreeBSD/i386 で動かしてみました。
yacxm/amd64 で使っていたソースを FreeBSD/i386 にコピーして、そのまま
コンパイルしてロードして、cxm_controler で設定するとこれまでと同じよう
に動きました。
2011.03.04(金)
■ python で undump [python]
以前、ruby で作った undump を python でも作ってみました。
#!/usr/bin/env python
# -*- coding: utf-8 -*-
# Dump file to Binary file
import os
import sys
import optparse
import re
import binascii
rehex = re.compile( r'^(?:0x\w{8}: |\w{4}-\w{4} )(.{23}) -* (.{23})' )
def hex2bin( str ):
matched = rehex.search( str )
if matched:
hexstr = ( matched.group(1) + matched.group(2) ).translate(None, " ")
sys.stdout.write( binascii.unhexlify( hexstr ))
def main():
options, args = optparse.OptionParser().parse_args()
if len( args ) > 0:
for filename in args:
if os.path.exists( filename ):
with open( filename ) as f:
for line in f:
hex2bin( line )
if __name__ == '__main__':
main()
短いスクリプトですが、慣れてないので結構時間がかかりました。
[ 3月 6日修正]
main が、長いので分割しました。
2011.03.05(土)
■ yacxm のパッチ [FreeBSD]
現状の yacxm のパッチをこちらに置いときました。動作確認をしたのは、下記の
環境です。コンパイラーは、 gcc でも clang(llvm) でも構いません。
OS: FreeBSD/amd64 8.1, FreeBSD/i386 8.1
カード: YUAN MPG 600/GR
尚、カーネルの KSTACK_PAGES の設定は、不要になりました。
また、チューナーの初期設定をしやすくするために cxm.h の最初に下記のように追加
しました。下記の設定だとロードしたときにケーブルテレビの18チャンネルが選択され
ます。
/* Tuner Initial settings */
#define DEFAULT_TUNER_CHNL 18 /* Channel no. */
#define DEFAULT_TUNER_CTYP 1 /* Channel type : 0 (air), 1 (cable) */
コンパイルしてロードすると YUAN MPG 600/GR で下記のように表示されます。
> sysctl hw.cxm0
hw.cxm0.card_name: YUAN MPG600/GR
hw.cxm0.tuner.type: Philips FQ1236/F
hw.cxm0.tuner.channel_type: 1
hw.cxm0.tuner.channel: 18
hw.cxm0.tuner.v4l2_ctrl: 0
2011.03.06(日)
■ ruby のリファレンスマニュアルの刷新 [ruby]
久し振りに ruby-list ML を見ると リファレンスマニュアルを刷新してるようです。
■ Linux コミュニティーによるパソコンの販売 [PC] [Linux]
今頃になって気付いたけど3ヶ月ほど前からパソコンの販売をしていたらしい。
2011.03.07(月)
■ coreboot の flashrom [PC] [FreeBSD]
FreeBSD の ports に coreboot の flashrom が追加になっていたのでインストール
してみました。相変わらず紛らわしい名前です。
# cd /usr/ports/sysutils/flashrom/
# make && make install
Detect の機能を試してみると
# flashrom
Calibrating delay loop... OK.
No coreboot table found.
Found chipset "Intel NM10", enabling flash write... tried to set 0xdc to 0xf on NM10 failed (WARNING ONLY)
WARNING: SPI Configuration Lockdown activated.
FAILED!
This chipset supports the following protocols: SPI.
Found chip "Winbond W25x80" (1024 KB, SPI) at physical address 0xfff00000.
No operations were specified.
読み出してみると
# flashrom -r nm10.rom
Calibrating delay loop... OK.
No coreboot table found.
Found chipset "Intel NM10", enabling flash write... tried to set 0xdc to 0xf on NM10 failed (WARNING ONLY)
WARNING: SPI Configuration Lockdown activated.
FAILED!
This chipset supports the following protocols: SPI.
Found chip "Winbond W25x80" (1024 KB, SPI) at physical address 0xfff00000.
Reading flash... done.
書き込みはできないようなので、BIOS の更新には使えないようです。
2011.03.08(火)
■ キーボードを Unicomp M4-1 に [PC]
OADG 106 な AT キーボードを使おうかと思っていたんですが、実際に繋いでみると
寿命がきていたようでキーを押してパソコンが文字を受け取るまで30秒以上かかるよ
うになっていました。
ということで、眠らせていた黒い Unicomp M4-1 を引っ張り出してきました。繋いで
みるとこちらは、正常に動きました。
■ 日立の HDD 事業が Western Digital に [PC]
2011.03.09(水)
■ PROLIFIC の USB メモリーで起動 [PC] [DOS]
古い PROLIFIC の USB メモリーに GRUB2 を grub-install で書き込んでみました
が、起動途中で止まってしまいました。GRUB1 にしても同じように途中で止まります。
BIOS の設定を変えてみても起動途中で止まってしまいました。
で、2004年に作った GRUB の FD イメージを dd コマンドで USB メモリーに書き込む
とあっさりと起動できました。GRUB で直接書き込むと正常に書き込めていないような
感じです。
また、DOS の起動 FD のイメージファイル(1.44MB, 2.88MB)を dd コマンドで書き込ん
でみると正常に起動できました。
ということで USB 接続の FD や ZIP100 風の動作をするもののようです。
2011.03.10(木)
■ ケーブルテレビのデジアナ変換 [TV]
現在利用してるケーブルテレビのアナログな地上波放送が、今月中にデジアナ変換
した放送に変わり、また、地上波でない放送は、6月末で終了するそうな。
ということで、7月からは録画する番組が激減してしまうようです。
2011.03.11(金)
■ Gentoo Linux 11.0 と openSUSE 11.4 の公開 [Linux]
ディストリビューションが、多いので続々と公開されてるような感じがします。
Gentoo Linux 11.0 リリース (SourceForge.JP Magazine)
openSUSE 11.4正式版リリース (SourceForge.JP Magazine)
また、 Linux をインストールしてみようかと思いますが、USB メモリー版のインスト
ーラーを配布してるところってなかなかありませんねぇ。
2011.03.12(土)
■ 地震 [世間]
今回の地震で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
■ PROLIFIC の USB メモリーで FreeDOS の起動 [PC] [DOS] [FreeBSD]
FreeDOS のサイトに SYS コマンドの代替ツールがあったので試してみました。
FreeDOS : Files : sys-freedos-linux
perl スクリプト (nasm) でイメージファイルのブートセクタを書き換えるようです。
ソースファイル bootsecs/boot.asm は、2004年のファイルなので、新しいファイルを
使った方がいいようです。
まず、USB メモリーを FAT16 にしてイメージファイルを作ります。
# newfs_msdos -F 16 -m 0xf8 /dev/da0
# dd if=/dev/da0 of=usb.img bs=1m
イメージファイルのブートセクタを書き換えて、USB メモリーの方も書き換えました。
$ ./sys-freedos.pl --disk=/home/fake/usb.img --lba \
--heads=64 --sectors=32 --drive=0
# dd if=usb.img of=/dev/da0 bs=1m
次に USB メモリーをマウントして FreeDOS のファイルをコピーしました。
# mount -t msdosfs -o -u1001 /dev/da0 /mnt
mkdir /mnt/freedos
mcopy kernel.sys command.com config.sys /mnt
mcopy command.com /mnt/freedos
# umount /mnt
そして、再起動すると FreeDOS で起動できました。
USB メモリーが大きくなると時間がかかるので最初の方だけ書き換えるようにした方
が、良さそうだけどまた後日ということに。。。
2011.03.13(日)
■ マザーボード(Intel D510MO)の BIOS 更新 [PC] [DOS]
暫く BIOS を更新していなかったので、新しいバージョンに更新してみました。
USB メモリーの DOS を起動して BIOS を更新しようとするとよくわからないメッセ
ージが表示されて更新できませんでした。
> IFLASH2.EXE /pf MO0512P.BIO
IFLASH2 Version 2.4 - Build 064
BIOSID's do not match
Currently Installed BIOS ID: MOPNV10J.86A.0311.2010.0802.2346
Attempting to install BIOS ID: MOPNV10N.86A.0512.2011.0225.1500
何度試してみても更新できないようです。調べてみると一度バージョン 0400 にして
からバージョンを上げないといけないようです。
> IFLASH2.EXE /pf MO0400P.BIO
今度は、更新できましたが、USB メモリーの DOS で起動できなくなりました。その
代わりに起動時に F7 キーを押して更新のメニューを表示させると USB メモリーを
認識できるようになっていました。最新の MO0512P.BIO を選択して暫く待つと BIOS
が更新されていました。
最新のバージョンにして USB メモリーの DOS が起動できないかと試してみましたが、
FreeDOS の kernel.sys を読んた後で command.com を読むのに失敗しています。
2011.03.14(月)
■ zsh の correct, correctall 機能をを無効に [FreeBSD] [Linux]
correct, correctall 機能で間違いがさらに酷くなってるようなので、
無効にしました。
■ GhostBSD 2.0 公開 [GhostBSD] [FreeBSD]
GhostBSD 2.0 is released (GhostBSD)
ベースは、FreeBSD 8.2 だそうな。
2011.03.15(火)
■ DragonFlyBSD メモ [DragonFlyBSD] [FreeBSD]
How to port to DragonFly (DragonFly BSD Project)
Autoconf のところを見ていていとぢゅん氏のサイトを思い出しました。
itojun.org : はっかーずぱらだいす : autoconfぼくらの約束
誰が管理してるのかと思ったら村井さんのようです。
■ FFmpeg のフォーク「Libav」 [FreeBSD] [Linux] [Windows]
これから使うことになりそうです。
2011.03.16(水)
■ jd22 パッチ [DOS] [FreeBSD] [Linux]
有家さんの Japanese file DUMP tool を amd64 で動かすと落ちるのでパッチを
作りました。amd64 になってメモリーの管理が、厳しくなったということなのかな!?
2011.03.17(木)
■ FreeBSD 8.2 と re0 [FreeBSD] [PC]
re0 ということで Atom と同じドライバーなんですが、異なるチップのようです。
古いタイプの RTL8168B だそうな。
The freebsd-hardware ML : 2011年 3月 : watchdog timout with FreeBSD 8.2
2011.03.18(金)
■ サイマルラジオに続々と [Net] [Radio]
サイマルラジオに 横手かまくらエフエム (秋田県横手市)、FMゆーとぴあ (秋田県
湯沢市)、FMサルース (横浜市)、Be Happy!789 (大阪市)が加わって放送が始まった
そうな。
全て mplayer を使って聴くことができます。
> mplayer -playlist http://www.simulradio.jp/asx/FmYokote.asx
> mplayer -playlist http://www.simulradio.jp/asx/FmYutopia.asx
> mplayer -playlist http://www.simulradio.jp/asx/FmSalus.asx
> mplayer -playlist http://www.simulradio.jp/asx/FmKita.asx
ということで、alias のリストに追加しました。こちらに置いています。bash や zsh
だったら、そのまま使えるはずです。
2011.03.19(土)
■ 火事でネットが不通に [世間] [Net]
朝起きるとネットが使えないし、テレビも映らないしで原因は火事でケーブルが燃
えてしまったからだとか。で、昼過ぎに復旧したようです。
2011.03.20(日)
■ ruby の後方参照 [ruby]
ruby の後方参照を使って足し算できないかと試してみました。「午後の時間に12を
足して24時間形式にする」という簡単な計算です。
#!/usr/bin/env ruby19
# encoding: utf-8
rgxpm = Regexp.new( "午後: \(\\d+\)" )
text = <<"EOM"
午後: 1:30 集合
午後: 2:00 出発
午後: 2:50 到着
午後: 5:00 解散
EOM
print text.gsub( /#{rgxpm}/, ('\1'.to_i + 12).to_s )
実行してみると全て "12" に変換されました。ということで後方参照で足し算は、
できないようです。
2011.03.21(月)
■ Avidemux で動画の保存 [TV] [FreeBSD] [Linux]
Avidemux で動画を編集するときに音声のずれを -100ms に設定すると微妙に切れず
に保存できるような。でも、ハードウエアによって違うかも!?
2011.03.22(火)
■ Ruby の JIS 規格(JIS X 3017)制定 [Ruby]
プログラム言語RubyのJIS規格(JIS X 3017)制定について (IPA)
毎年(?)バージョンアップするのかなぁ!?
■ GNU の IP 電話システ>ム「GNU Free Call」 [Net]
GNU、IP電話システム「GNU Free Call」を立ち上げ : SourceForge.JP Magazine
Skype の代替を目指してるとか。
2011.03.23(水)
■ ReactOS 0.3.13 公開 [PC] [Windows]
ReactOS 0.3.13 Released, ChangeLog-0.3.13 (ReactOS プロジェクト)
まだまだ先は、長そうな。。。
2011.03.24(木)
■ 保守部品の生産に支障 [世間]
東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による運行への影響 (JR西日本)
直流モーターのブラシを長持ちさせるために運転を減らすそうな。
○直流電動機ブラシ,
モーターに直流電動機を使用している車両約2,300両に影響がでます。
(在来線電車約4,700両のうち約50パーセント)
まだ半分近く直流モーターだったとは、、、
2011.03.25(金)
■ FreeBSD と PC-BSD の新しい PBI パッケージ管理システム [FreeBSD] [PC-BSD]
新しいPBIパッケージ管理システム (技術評論社: FreeBSD Daily Topics)
pbi_* 系コマンドが開発されるそうな。
2011.03.26(土)
■ mplayer の設定見直し [FreeBSD] [Linux]
いつ設定したのか覚えてないけど ~/.mplayer/config にこんな設定をしていて
そのせいで動作が遅くなってました。
[plugin]
autosync=0
mc=0
correct-pts=yes
この4行を消したら動作が軽くなりました。
2011.03.27(日)
■ コードネーム Sashimi [PC]
Sashimi って日本語の「さしみ」から?
2011.03.28(月)
■ allbsd.org の復旧 [Net] [*BSD]
allbsd.org が、復活したそうな。
2011.03.29(火)
■ OpenMP で TSC の表示 [PC] [FreeBSD] [Linux]
OpenMP で TSC を表示してみました。
#include
unsigned long tsc(void)
{
unsigned int _EAX, _EDX;
__asm__ __volatile__
(
"rdtsc\n\t"
: "=a"(_EAX), "=d"(_EDX) :
);
return ( ((unsigned long)_EDX << 32) + _EAX );
}
main()
{
#pragma omp parallel
{
printf("TSC: %ld %d of %d\n",
tsc(), omp_get_thread_num(), omp_get_num_threads());
}
}
コンパイルして実行すると
$ gcc -s -fopenmp -o tsc tsc.c
$ ./tsc
TSC: 186769780784920 0 of 4
TSC: 186769780823300 2 of 4
TSC: 186769780790360 3 of 4
TSC: 186769780809910 1 of 4
rdtsc を実行した順番と表示の順番も違うんですねぇ。
2011.03.30(水)
■ FreeBSD のシステムに Lua [FreeBSD]
AsiaBSDCon 2011 の紹介記事のようです。
FreeBSD スクリプト言語としての Lua (FreeBSD Daily Topics)
Ivan Voras氏はスクリプト言語として/bin/shではなくLuaを採用することで,より生産性を高めることができるだろうという内容でした。
高精度タイムプロトコル(IEEE-1588)デーモン PTPd (FreeBSD Daily Topics)
PTPはNTPよりも高い精度での同期を実現する方法で,主にLANの内部においてミリ秒以内の誤差で時刻の同期を実現します。
2011.03.31(木)
■ サイマルラジオに「FMわっぴ〜」と「FMくしろ」も [Net] [Radio]
サイマルラジオに FMわっぴ〜 (北海道稚内市)と FMくしろ (北海道釧路市)が加わっ
て放送が始まったそうな。
どちらの放送も mplayer を使って聴くことができます。
> mplayer mms://fmwappy.aa0.netvolante.jp:8080
> mplayer -playlist http://www.simulradio.jp/asx/FmKushiro.asx
ということで、alias のリストに追加しました。こちらに置いています。bash や zsh
だったら、そのまま使えるはずです。